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Skrillex and Diplo Present Jack U

Skrillex and DiploのUnit、Jack Uの1st EPで2015年にRelease。当時Trendを司る2人が組んだことで大いに話題になったのは記憶に新しい。

SkrillexはLA出身のDJでBrostepの代表格に値するDJ。一方DiploはSouthern Hip Hopから派生したTrapと2010’sにTrendとなったEDMを上手くMixする変態DJ。二人の共通点と言えば活動期間が一緒ということぐらいか。
Diplo個人の話になるがProducerとしても彼は成功していて、M.I.A.のProduceが最も有名かと思われる。また、Mad DecentのFounderとしての顔も持つ。

さてEPについてだが、まずArtworkがFunkyでとても良い。だが肝心の内容も負けじとFunky Trackが並んでいる。1曲目以外の全てのTrackでFeaturing Guestを使用しているが、Guestに飲まれることはありえないぐらいSoundが主張しまくり。Diplo色強めな雰囲気のAlbumだがSoundの厚さはSkrillex好みの仕上がりに思える。
「Beats Knockin」は二人の特徴が上手くMixされていて序盤にもってこいのTrackだ。
Single Cutにもなった「Take U There」はCanadian SingerのKieszaをGuestに迎えている。彼女の綺麗な声も良いが、Missy ElliottのRemix Versionも秀逸だ。
「Febreze」はFeaturing 2 ChainzでTrackとGuestの相性だけで言えば、作中No.1だろう。
後半の「Jungle Bae」はDiplo寄りの、そして「Holla Out」はSkrillex寄りの仕上がりになっているのが個人的には面白い。
HighlightはEndingを飾る「Where Are Ü Now」。GuestはJustin BieberでBillboardで8位、UKで3位まで上り詰めた。Albumの中では最も落ち着いたTrackだが、非常に中毒性の高い仕上がりになっている。個人的には2015年1番聴いていたTrack。






 

 

 

 

 

Skrillex and Diplo present Jack Ü

Skrillex and Diplo present Jack Ü

 



 

 

 

 

「Scary Monsters and Nice Sprites」