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The White Room

The KLFが1991年にReleaseした4th AlbumでUKで3位を記録。UKのMagazineは軒並み高評価をつけた。
 
The KLFはBill DrummondとJimmy CautyからなるHouse Band。Londonで結成され1987年から1992年まで活動した。
元々はThe JAMsやThe Timelordsという名義で活動していたが、1988年からThe KLFに落ち着く。
The KLFの音楽性を語る上で避けられないのが、Chill OutというGenreを産み出したことだ。しかし、今作では当時TrendだったAcid Houseに乗っかっている。要するに彼らはClub Musicを作るTalentを持っていたということだろう。
悪名高いGroupとして認知されていて、ABBAとの著作権の問題が最も有名。

Albumはお馴染みのSelf Produceで制作され、NoiseをSamplingしLive Recording風に仕上げるという手の込みよう。U2MC5のLiveが使用されている。
OpeningはUKで5位を獲得した「What Time Is Love?」。優しいVocalでStartするが、Electronic Soundに乗せたRapが飛び出すHighなTrackに一変する。
SoulfullなVocalが光る「Make It Rain」に続くは、Highlightの「3 a.m. Eternal」。Single CutされUKで1位 ・ USで5位を記録。こちらではS.S.L.でのLive Versionを収録している。最初に聴いた時はSoundにただ圧倒され、こんなTrack作れるの?と正直思ってしまった。
「Last Train to Trancentral」もCutされ、UKで2位を記録した。BPM120を超えた疾走感満載の気狂いTrack。
「The White Room」は個人的に非常にお気に入りで、中東の匂いが漂う。
Endingの「Justified & Ancient」は、後にCutされUKで2位を獲得。Lastに「What Time Is Love?」のOpeningのFull Versionを持ってくるという構成が素晴らしい。
「Chill Out」と対極に位置する、もう1つの最高傑作と呼べるAlbumだ。





 










 

White Room

White Room

  • アーティスト:The KLF
  • Arista
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「Ebeneezer Goode」