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Funk Wav Bounces Vol. 1

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 Calvin Harrisが2017年にReleaseした5th Albumで、UK·US両Chartで2位を記録した。

 

Calvin Harris はScotland 出身のDJで2002年に活動をStart。UKでのChart Actionは
Debut Albumから順調で、EDMがTrend になってからは中心人物の1人として活躍している。
DJの中で最も稼ぐ存在でもあり、2014年に至っては70億稼いだ。またVegasのHakkasanのResident DJの1人としても有名。

あまりの音楽性の変化に賛否両論となったAlbumだが、個人的には2010'sにReleaseされたDance Musicの中では1位·2位を争う名盤だと感じた。

Openingは爽やかなSoundが心地よい「Slide」で、Single CutされUKで10位を記録。80'sを彷彿とさせるSoundをBaseにFrank Oceanが丁寧に歌い上げるが、そこにAccentとしてMigosのRapが合間に入る形だ。今作全般に渡って言えることだが、BaseとAccentで80'sと現代を行き来するような感覚を味わえる。豪華なGuestはこれを実現させる為だった可能性もあるだろう。

「Cash Out」はDRAMなどHip Hopの中でも濃いGuestでお送りしている。よく綺麗にまとめたものだ。

Highlightは「Heatstroke」でUKで25位まで上昇。こちらはArianaとPharrellがBaseでYoung ThugがAccent。Dance Actが作るHip Hopの中では至高の出来栄えで、ChorusでPharrellからArianaへVocalが移るのはゾクゾクさせられる。

「Rollin'」ではFunkにTryしていて、こちらもCutされている。BaseはKhalidでAccentはFuture。新人ながら難しいTrackを乗りこなしたKhalidがGreat。

「Holiday」はTakeoffがAccent。Snoop Doggも参加したChillなNumber。

NickyがGuestの「Skrt on Me」は、彼女1人で2役こなした。Rapに変わる部分がAccentにっている。

UKで1位を獲得した「Feels」はSka色の強いSummer Tune。Pharrellとの相性が抜群だが、Katyも見事。Big SeanがAccent で、効きすぎなぐらい効いてる。

 「Faking It」はKehlaniとLil Yachtyを迎えて、R&Bにまとめている。KehlaniもKhalid同様に新人ながら見事だ。

Calvin Harris自身でほぼ全ての楽器をPlayしたのも凄いが、彼のPop Senseは衰えることを知らないなと改めて思わされた。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

「Feels」