The La's
The La'sが1990年にReleaseした唯一のStudio Album。Bandの意向でない不本意な形でのReleaseとなったが各音楽誌から称賛された。Q Magazineは最高の評価。1001 Albums You Must Hear Before You Dieにも選出。
The La'sはLiverpool出身のBandで1983年から1992年まで主に活動。その後も復活しては活動停止し2011年以来音沙汰がない状態だ。Memberは入れ替わりが激しいが、Lee MaversとJohn Powerが当時の中心Member。
Labelとの方向性の違いによって、不運にも成功を勝ち得なかったBandである。
Albumは軽快な「Son of a Gun」でStart。乾いたGuitar Soundも効果的なLa'sのStandard Number。
続くはHighlight級の「I Can't Sleep」。重厚なSound Approachが今度は項を奏し、PowerfulなTrackに仕上がった。ここまで気持ちいいRockは中々なく、個人的には歴代Best 100に悠々入る。
Brit Pop到来を予期したような「Timeless Melody」や、やたらとRhythmicallyな「Liberty Ship」もGood。
HighlightはUKで13位まで浮上した「There She Goes」。Melodyの良さが際立っていて今も色褪せないNumber。
Introの尖り具合が半端ない「Feelin'」や、何処かCuteな「I.O.U.」等後半はVarietyが豊富。
急に時代錯誤なLetro Number「Freedom Song」から、作中最も荒々しい「Failure」の流れは特に驚愕だ。
「Sun of a Gun」