Mirrored
BattlesのDebut Albumで2007年にRelease。特にPitchfork Magazineからの評価が高かった作品だ。
BattlesはNY出身のBandで2002年に活動をStart。現Memberは3人で構成されてるが、それぞれがBattles結成前にBand活動を既にしていた。残念ながら、2010年にTyondai Braxtonが脱退。
音楽性はExperimental RockやMath Rockに分類され、知的な構成のTrackが多い。
今作はInstrumentalをBaseにした、Math Rockが多数収録されている。Rock界でも屈指の演奏力に魅了されること間違いなし。
Openingは「Race : In」で、高速のRhythmをBaseに様々なSoundが飛び出す。続くはSingle Cutの「Atlas」。中毒性の高いRhythmが特徴で、勢いが凄まじい。Vocalすら霞んでしまうだろう。
「Ddiamondd」はVocalを中心に、Popな仕上がり。どちらかと言うと、次作寄りのExperimental Rock。
HighlightはSingle Cutの「Tonto」。緊張感溢れるEnsembleと、目まぐるしく変化するRhythmがGreat。個人的には2000'sを代表する名曲。
HeavyなDrumsが印象的な「Leyendecker」を挟み、8分を超えるLengthの「Rainbow」ではまったく予測の出来ない展開を見せる。作中最もThrillingなTrack。
「Prismism」や「Snare Hangar」は短いながらも、正確無比なSoundに圧倒されるだろう。
追い詰めるようなRhythmの「Tij」は後半のHighlightと言っても過言ではない出来栄え。Guitarも非常に印象的。
EndingはFade Outに相応しい「Race : Out」でThe End。
