Stay Dangerous
YGが2018年にReleaseした3rd Albumで、Billboardで5位を記録した。そこまでTopic にはならなかったが、秀逸な作品に仕上がっている。
YGはL.A. 出身のRapperで2009年に活動をStart。Artist Nameは「Young Gangsta」に由来する。「Bloods」や「Compton」というKeywordから想定される通り、血統書つきのWestsideが魅力。所属はDef Jamだが、4Hunnid RecordsのFounderという顔も持つ。これからが楽しみなRapperの1人だ。
AlbumはDJ MustardがExecutive producerで、Debut Album以来のTagとなった。
Openingは不穏なBacktrackでStartする「10 Times」。続くはバリバリの重低音にJay 305と特徴的なRapを乗せた「Bulletproof」。
前半のHighlightとも呼べそうなのはProducerにTM88を迎えた「Handgun」。SimpleなBacktrackに、MinimalなRapが好印象。ASAP Rockyの助けもあり、独特でPsychoな空気が充満する。続くSingle Cutの「Suu Whoop」も同様の感覚。
Trapに近い雰囲気の「Cant Get in Kanada」も特徴的だが、Single Cutの「Big Bank」が斬新。割とPopな感覚のRap Relayが新感覚で、特に2 ChainzのVerseがGood。
「Power」は今最も旬なArtistであるTy Dolla Signを迎えている。中毒性のあるHookとGangstaな雰囲気がGreat。2ndの路線の延長となるだろう。
Highlightは「Slay」featuring Quavo。Debut Album以来の激MellowなTrackで、一見Miss MatchなQuavoも柔軟に対応。YGの成長ぶりも顕著に表れた。
Mike Will Made ItがProduceの「666」はYoungBoy Never Broke AgainをGuestに迎え、気怠いTrackに仕上げている。
90'sのG-funkを彷彿とさせる「Pussy Money Fame」と「Deeper Than Rap」の出来は見事としか言えないだろう。CoreなListenerも唸らせること間違いなし。
「Free the Homies Interlude」を挟み、Endingは激甘な「Bomptown Finest」。最高に丁寧なRapを披露し、4th Albumの期待感が膨らんだとこでThe End。
「Don't Tell 'Em」