Heart Like a Wheel
Linda Ronstadtが1974年にReleaseした5th Album。Billboardで自身初の1位を記録し、GrammyにもNominateされた。
Linda RonstadtはArizona出身のArtistで1967年に活動をStart。初期はThe Stone PoneysというBandで活動していたが、1969年にSolo Debut。「Heart Like a Wheel」Releaseからの快進撃は凄まじく、70's最も活躍したSolo Female Artistと言っても過言ではない。音楽性も幅広く、多数のGenreのAwardsにNominateされた経歴を持つ。
またDebut前のEaglesがLiveのSupport Memberだったりと、公私共にJackson Browne・James Taylor・Mick Jaggerなどと関わりが深かった。2011年に病気の影響もあり引退しているが、The Rock and Roll Hall of Fame殿堂入り・The Kennedy Center Honors受賞等引退後も功績を称えられている数少ないArtistだ。
OpeningからDee Dee WarwickのCover「You're No Good」でAlbumはStart。Billboardで1位を記録しており、Lindaの伸びのあるEmotionalなVocalが遺憾なく発揮されている。
Buddy HollyのCover「It Doesn't Matter Anymore」、James Carrの「The Dark End of the Street」を筆頭に前半はBalladが続く。原曲への想いを表現したかの様な丁寧なVocal Performanceが心に響く。
HighlightはThe Everly BrothersのCoverで「When Will I Be Loved」。NegativeなLyricをPositiveなSoundで浄化していて、何処か楽しくなってくるLindaの代表曲。こちらはBillboardで2位まで上昇。
間髪入れず流れる「Willin'」はLittle FeatのCoverで、続く「I Can't Help It (If I'm Still in Love with You)」はHank WilliamsのCover。Southern RockとCountryをそれぞれ代表するArtistのCoverは大胆だが、Andrew Goldの力添えもあり実力十分。
EndingはJames TaylorのCoverで「You Can Close Your Eyes」。こちらはDon Henleyが参戦。結果Coverの紹介に終始してしまったが、Singerとしての実力がなければCoverが代表曲になることはまずないだろう。
「Stay」