Mobb Life
Bad Hopが2017年にReleaseした2nd Album。これより前の作品は入手困難なので、初期のBad Hopが知れる貴重なAlbumだ。
Bad Hopは川崎市出身のHiphop Groupで2014年に活動をStart。Memberは兄弟のT-PablowとYZERR、幼なじみのTiji Jojo、Benjazzy、Yellow Pato、Bark、G-K.I.D、Vingoという8人で構成。
BAD HOP Recordsを自ら立ち上げるなどYZERRのBusiness Skillも素晴らしいが、それ以上に素晴らしいのは音楽性。TrapとAuto-Tuneに特化したWorldwideな音楽性が魅力で、海外とのTime Lagもなく良質なTrackを届けてくれる。
今年に入ってからは横浜アリーナ無観客ライブの記憶も新しく、Listenerを大切にするのも魅力の1つ。今Hiphop Groupが世界的に見ても減少傾向の中、ここまでTopicになるGroupは類を見ないだろう。
OpeningからHeavyなTrapの「Mobb Life」でStartし、続くはYZERR続投で「つるまない」。この2曲に象徴されるようにBad HopはIdentityをLyricに表現するのが得意だ。
「Handz Up」は中毒性MaxのBeatsで、Liveでも盛り上がる事間違いない仕上がり。これぞWorld ClassのTrack。
ドラゴンボールにInspireされたLyricにThrillingなBacktrackがFancyな「I Feel Like Goku 」も良いが、気怠いBacktrackに「あ?」の一言がはまる「あ」がGood。
今度はSuper CarについてのLyricが夢ある「Super Car」で、LuxuryなBacktrackがバッチリはまる。高級車を連ねたChorusのLyricもお見事。
「Black Bandana」で今作中最もHardcoreなLyricを披露し、続く「Gucci Scarf」も兄弟の様なTrack。「Gucci Scarf」に至ってはMigosにも引けを取らないSouth感バリバリのTrap。
「3LDK」「Ocean View」はYellow PatoとBarkが絡んでいて、めっちゃ爽やかなTrack。LyricにはまるBacktrackを選ぶSenseには本当に脱帽。
Radio風の楽しい「リバトーク」の後、曲紹介から間髪入れず流れるのは「Asian Doll」。Lyricも素晴らしく、欲しがるCHANELのPhraseから厚くなるSoundがGreat。T-Pablowの人選も決まってるね。
「Super Car」