ZURUMUKE
変態紳士クラブが2021年にReleaseしたDebut Album。
変態紳士クラブは大阪を拠点とするGroupで2017年に活動をStart。MemberはRapperのWILYWNKA・DEEJAYのVIGORMAN・Producer兼TrackmakerのGeGで構成。昨年に入ってからはMediaの露出も高く、今後が楽しみなGroupに該当するだろう。
AlbumはKick辺りを彷彿とさせるMainstreamに寄せたRapが大半を占めるが、その中でも個性的なTrackをぶちこんでいるのが流石。
Openingは変態紳士クラブを紹介するのにピッタリな「On My Way」でStartし、続くはよりPopに昇華した「GOOD and BAD」。
kojikojiを迎えた「Eureka」は、VIGORMANの歌唱力が際立った超Mellow Track。一方CoolなBacktrackにWILYWNKAの切れの切れのRapが際立ったのは「Hey Daisy」。
Short Lengthの「Get Back」を終えると、変態の部分が浮き彫りになる「P-BOYZ」に突入。VIGORMANのFlowも凄いが、GeGのTrackmakerとしての守備範囲の広さに頭が下がる。
MelancholicなGuitarでVacance的なノリのLyricも映える「Romantic Blue」も良いが、HighlightはEndingの「YOKAZE」で間違いないだろう。冒頭のMelodyが流れたら一瞬で引き込まれ、等身大のLyricがジャブのように心に響いてく。「なるようになるさ大抵、失敗すらいつかダイジェスト」が最高。
「Presence Remix」