Music History

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All Music You Must Hear Before You Die

Graduation

 Kanye West が2007年にReleaseした3rd Albumで、HIPHOPの可能性を広げた名盤と呼ぶのに相応しい作品だ。
 
Kanye West はChicago 出身のRapper兼Producerで1996年に活動をStart。今現在最も影響力があるArtist の1人だろう。ProducerとしてCareerをStart させRoc-A-Fella Recordsと契約後、Hitを連発。その後2004年にRapperとしてDebut しGrammyの常連Artist になるなど、RapperとしてのCareerも順調だ。彼が成功してからProducerがArtistとしてDebutするというのがPattern化された気がする。
KanyeのAlbumは毎回非常にQualityが高いし、売り上げやChartでも成功を収めている。だが、最もRespect されるべきなのはHIPHOPというGenreの可能性を追求し続けていることだろう。Listenerによっては戸惑いがあるだろうが、彼のAlbumは毎回変化が見られるし、今までありえなかったような常識外れなTrackも作ってくる。確かにListenerが求めるような変わらないMusicを作ってくるArtistも素晴らしいだろう。しかし、そんな義務はArtist にはない。Artistと言えども1人の人間なのだから、固定概念は捨ててありのまま受け入れるべきなのである。重要なのは良いか、悪いかだ。
特にHIPHOPのListenerは保守的な人が多い気がする。確かに80'sや90'sのHIPHOPは素晴らしいし、そんなことは皆知っている。ROCKがそうだったように、HIPHOPもそろそろHIPHOPという枠組みの中でGenreが派生してもいい頃なのである。むしろ遅すぎるぐらいだ。よってKanye West のここまで行ってきた功績は賞賛されるべきで、20世紀に生まれた歴代の偉大なArtist に肩を並べるLevel に到達している。

Album は当時波に乗っていた50 centの「Curtis」と同日Releaseで話題を呼んだが、結果は「Graduation」がBillboardで1位を獲得した。内容も売り上げもKanyeの圧勝だと私は思う。Artworkは村上隆が担当していて、お馴染みのクマも登場している。ComplexのThe 100 Best Albums of the 2000sで2位、Pitchfork及びRolling Stone等軒並み高評価をつけた。
OpeningはElton Johnの「Someone Saved My Life Tonight」をSamplingした「Good Morning」でStart。Additional Rap VocalでJay-Zが参戦。
続くはPitchを上げた「Champion」で、ChorusはElectroで煌びやかな感じ。こちらはSteely Danの「Kid Charlemagne」をSampling。
KanyeのRapより壮大なOrchestrationが印象的な「I Wonder」も良いが、Billboardで7位まで上昇した「Good Life」がHot。Guest にT-painでBacking VocalsにNe-YoとJohn Legendという豪華な布陣だ。よってR&B色は強めだが…。こちらはMichaelの「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」をSampling。
Single Cutの「Can't Tell Me Nothing」はChorusの「La~La」のPhraseが癖になるが、より個性的なTrackが後半は並ぶ。
Lli WayneのVerseから急にDirtyなTrackに変わる「Barry Bonds」や、CanをSamplingし切迫感のあるBacktrackに仕上げた「Drunk and Hot Girls」が顕著。
個人的に非常に気に入ってるのが「Flashing Lights」で、Dark ElectroとOrchestrationで織り成すBacktrackが秀逸。
「Everything I Am」ではDJ PremierのScratchが聴ける貴重なTrackで、Midnightに流したいChillなNumber。
Chris Martinと異色のCollaborationとなった「Homecoming」は、ChrisのChorus・Deep Bass・ChrisのPianoと聴き所満載。
 
Highlight は「Stronger」になるだろう。US・UKで1位を獲得し、まさかのDaft PunkをSamplingした1番斬新なTrackだ。恐らく賛否両論が起きたのは、このTrackの影響が大きいだろう。だが、結果Kanyeは正しかったのだ。この後、音楽業界は現在に至るまでElectroの影響下に陥るのである。

 
 
 





 

 



              

 

Graduation

Graduation

 

 

 

 

 

 

「Good Life」