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Kula Shakerが1996年にReleaseしたDebut Album。UKで1位を記録し、NME及びQ誌から高い評価を得た。
Kula ShakerはLondon出身の4人組Bandで1995年に活動をStart。Vocal兼GuitarのCrispian MillsがIndiaの影響を受け、音楽性に反映されてるのが特徴。Psychedelic RockとRaga Rockの融合を初期は感じることが出来る。
Britpop Movement終息後から衰退し1999年に一時解散。2004年に再結成し、現在も活動を続けている。日本でのSalesがUKよりも多いAlbumがある等、日本で異常な人気を博したBand。
Openingは高揚感高まるIntroでStartする「Hey Dude」。PowerfulなSoudに気の抜けた様なVocalがツボ。UKで2位。続く「Knight on the Town」では更にPowerfulにGuitar Soundが乱れる。
「Temple of Everlasting Light」でRaga Rockの伏線をはってHighlightの「Govinda」に突入。360゜Indiaの風景が広がるような細部までこだわったTrackだが、終盤に向かうにつれPowerfulなSoundも健在。UKで7位を記録。
「Smart Dogs」は冴え渡るGuitar RiffとEmotionalなSoundがGood。
Requiemの様な雰囲気の「Magic Theatre」から一転、作中最もPopな「Into the Deep」の流れも楽しい。
「Tattva」はAlbumの雰囲気から反れずも独特のPsychedelic Rockを展開。UKで4位。
「Grateful When You're Dead/Jerry Was There」はうねるGuitar Soundで攻め立てる「Grateful When You're Dead」から「Jerry Was There」に綺麗に転調。
EndingはLong Lengthの「Hollow Man」。Silenceの時間も長く、実験的なTrackで終焉。
現時点でKula Shakerの最高傑作で今後もその地位は揺るがないだろう。一聴の価値ある90'sの名盤。
「Somewhere Only We Know」