Please Excuse Me for Being Antisocial
Roddy Ricchが2019年にReleaseしたDebut Album。Billboardで1位を獲得し、Year End Chartsでも3位に食い込んだ。
Roddy RicchはCompton出身のRapperで2017年に活動をStart。初期からMixtapeやNipsey Hussle and Mustard関連のTrackで注目を集め、Single「The Box」で早くも不動の地位を築いた。
音楽性はRapとVocalのMixや、West Coast Hip HopとTrapをBlendしたStyleで唯一無二のTrackを量産する。Kendrick Lamarのとこまで上り詰められるか今後注目したい存在だ。
Albumは多数のProducerを招いて制作、30 Roc・OZ・Mustardと旬なMemberを揃えた。
OpeningからSkillを発揮した「Intro」でStartし、続くはHighlightの「The Box」。Beatsと「eee err」のVocal Sound、RoddyのRapと全てにおいて中毒性抜群。Billboardで1位を獲得し、2020's Year End Chartsでも3位を記録している。
Gunnaを迎えた「Start wit Me」は、渇いたSouth系のBacktrackが特徴的。「Peta」も同様の雰囲気が漂うが、こちらはMeek Millを迎えてより刺激的なTrackに。
他にGuestを迎えたTrackでは、Lil Durkが参加した「Moonwalkin」に注目。Lil DurkのVerseでもRoddyがRapしていてCombinationの良さが伺える。一方「Tip Toe」ではA Boogie wit da HoodieのVerseでがらっと変わる印象。
「Perfect Time」「Prayers to the Trap God」等のTrackは、SimpleなBacktrackなのでSkillが伝わりやすい仕上がり。HiphopとTrapの使い分け・Toneの変化・多彩なFlowと変幻自在なRapを聴ける。特にFlowに焦点を当てると「Big Stepper」が個人的にお気に入り。
Mustardと2度目の絡みとなった「High Fashion」は、ChillなTrackでR&Bの影響が色濃い。同様にChillな感じの「Bacc Seat」は、Ty Dolla Signを迎え渋い仕上がりに。
EndingはGospelを導入し壮大な「War Baby」。Guestに極力頼らず、このQualityの作品を出せるRapperは今となっては少ないか…。
「Peta」