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Megan Thee Stallionが2020年にReleaseしたDebut Album。Billboardで2位を記録している。
Megan Thee StallionはTexas出身のRapperで2016年に活動をStart。初期の頃からEPやMixtapeは批評家から称賛されていて、「Savage」「WAP」のBillboard 1位獲得により名実共に完全にBreakthrough。現在増え続けているFemale Rapperの中でも一際輝きを放ってるのは間違いない。
Albumは多数のProducerを迎え制作され、Rolling StoneやNMEを筆頭に各音楽誌の評価も高かった印象。
OpeningからB.I.G.の「Who Shot Ya?」まんま使いの「Shots Fired」でRap Skill御披露目し、続くはCool & DreがProduceの「Circles」。Mary J. BligeやNasやらSampling Sourceが豪華過ぎだが、TensionはそのままにRapを放つ。
DaBabyを迎えたFancy過ぎる「Cry Baby」や、City Girls and Hot Girl MegのFemale Rapperで固めた「Do It on the Tip」も良好。
ちょっとLudacrisぽい「Sugar Baby」は、随所で表現される高速RapがSimpleなBacktrackを彩る。
Tay Keithお手製のDirty Trap「Move」や、SZAを迎えた2000'sを彷彿とさせる「Freaky Girls」等何でも乗りこなす。
Juicy JがProducerの「Work That」はJuvenileの「Rodeo」まんま使いで、Megan自身も楽しくRap。
Popcaan and Mustardの異色のCollaborationで異国情緒溢れる「Intercourse」では当人は控えめで、一方Big Sean and 2 Chainzを迎えた「Go Crazy」では先陣を切って引っ張ってくのが印象的だ。
Highlightは当然Beyoncéを迎えた「Savage Remix」。BeyoncéはTrapもぶち込みながらToneを使い分けているが、Divaの参加により全体的に洗練されたTrackに仕上がった。近年ではNo.1 Collaborationと言っても過言ではないだろう。TikTok Challengeの効果も項を奏したか、Billboardで1位を獲得。
Endingにして意外にツボったのは「Don't Stop」。冷えきったBacktrackをBaseに、IndustrialなElectro SoundとYoung Thugの参加で言うことなし。
「Butter」