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La Roux

La Rouxが2009年にReleaseしたDebut Album。UKで2位を獲得し、Mercury PrizeにもNominateされた。

La Rouxは元々Duoだったが現在ではElly JacksonのSoloという形になっている。出身はLondonで2006年に活動をStart。
音楽性は現代版Eurythmicsのような雰囲気で、Synthpopを軸にしたSoundが魅力的だ。現時点で作品のReleaseは2枚のみだが、自分の音楽性を既に確立しているArtistの一人に個人的には思える。これからが非常に楽しみな存在であることは間違いない。

さてAlbumについてだが、Edgeの効いたSoundが特徴的でSynthpopの代表格として十分説得力のある作りだ。
「In for the Kill」から「Bulletproof」までは、前述したようなSoundでLa RouxがどんなArtistかをListenerに理解させるようなTrackが並ぶ。「In for the Kill」はHighlightと呼べる出来で、UKで2位を獲得。Trendに媚びないSoundがGood。「Bulletproof」もCutされていて、こちらはUKで1位を記録している。
「Colourless Colour」から「Cover My Eyes」までは少しTempoを落としたTrackが目立ち、Balladeも魅力的だ。「I'm Not Your Toy」はSingle Cutで、「Cover My Eyes」は哀愁のあるElectro Soundが素晴らしい。
「As If by Magic」から「Reflections Are Protection」は80'sにTime TravelしたようなSoundが聴ける。そして「Armour Love」の後に、Bonus Trackという形の「Growing Pains」でEnd。
結果Albumとしての統一感は損なわれずに、多彩なTrackで彼女のVocalistとしての才能を発揮した意欲作。











 

 

La Roux

La Roux

 

 

 


Eurythmics 「Sexcrime (Nineteen Eighty-Four)」