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Country Grammar

Nellyが2000年にReleaseしたDebut Album。Billboardで1位を記録し、USだけで800万枚以上売り上げた。

NellyはSt. Louisで活動するRapperで1993年にCareerをStart。初期から順調なCareerを積み、今では2000's Hip Hopを代表するRapperに挙げられるだろう。HIPHOPの中ではBillboardの常連でもある。
Actorとしても活躍していて、The Longest YardではSoundtrackにも参加した。またMurphy Leeなどが所属するSt. LunaticsのMemberで、こちらのDebut AlbumもHit。
彼の特徴は歌うようなFlowとSt. Louisならではのなまりだろう。この2つが彼の人気に火を点けたのは明らかだ。また彼の登場後はHIPHOPR&BのCrossoverが激化したように個人的には感じる。

Albumは前述の通り、彼の特徴が存分に発揮された作品に仕上がっている。ProducerもSt. Louis出身で固めたのは好感が持てるだろう。
OpeningのIntroを挟み、NellyというRapperを紹介するのにもってこいの「St. Louie」でStart。この訛りがたまらない!!続く「Greed, Hate, Envy」ではBPMを少し上げて、RhythmとRhymeが中毒症を高める。
Single Cutの「Country Grammar (Hot Shit)」は、USで7位まで到達したHookが印象的なTrack。HookもRapで統一しているのに何処かCatchy。
「Steal the Show」はSt. LunaticsをGuestに迎えていて、全員が訛っているので面白いRap Relayが聴ける。
Highlightは「Ride wit Me」でBillboardで3位を獲得。これぞ歌うようなRapの真骨頂だろう。Clubでもよく流れていて、Hookの「Hey must be the money」は合唱必須だ。
「E.I.」と「Utha Side」はHookが楽しい仕上がりで、Dirtyな感じもGood。「E.I.」はちなみにSingle Cut。
「Thicky Thick Girl」と「Batter Up」はSt. LunaticsからMurphy LeeとAliを迎えていて、特徴的なTrackに仕上がっている。個人的には曲調の違いを堪能して欲しい。
「For My」はSpeed感のあるBacktrackで繰り広げられるLil WayneとのRap RelayがFunky。
Endingの「Luven Me」はやたらとMellowな仕上がりで、2ndの雰囲気に少し通じるものがある。
全体的にSt. Louieという土地を活かした作りで、唯一無二な仕上がり。Nelly自身も今となってはもう作れないだろう。













 

Country Grammar

Country Grammar

 

 

 

 

 

 


「Wild Wild West」「Freakin' It」