Adventure
MadeonのDebut Albumで2015年にRelease。多数のTrackがSingle Cutされた、秀逸な作品に仕上がっている。
Madeonは2005年からTrack制作をStartしたFrance出身のMusician。本名はHugo Pierre Leclercq。
まず注目を浴びたのは、Youtubeに投稿したMashupの「Pop Culture」。その後はProducerとしても人気を得つつ、DJとして大型Festivalに多数出演している。
French Houseなどに挙げられるようにDance Musicと繋がりの深いFranceだが、Daft PunkやJusticeなどの先輩に続けるか要注目だ。
Albumは全体的にHouse寄りの綺麗なSoundを使用しつつ、Heavyにまとめ上げた印象。
Introの「Isometric」でStartし、続くHighlightの「You're On」ではGuestにKyanを迎えて制作。Vocalの使い方が非常に効果的で完成度を高めることに成功している。Single Cutもされた。
「OK」はCharli XCXとEd DrewettがVocalで参加。終わり方もCool。
BastilleのDan SmithがVocalをとった「La Lune」はEDMに近い作りで、強弱がはっきりしている印象だ。
Featuring Passion Pitの「Pay No Mind」はColorfulなTrackに仕上がっていて、「Nonsense」ではFoster the PeopleのMark Fosterを迎えPopに仕上げている。Guestの特徴をしっかり把握したTrackに仕上がっているのは本当に素晴らしい。
「Beings」 ・ 「Zephyr」 ・ 「Home」では本人自らVocalをとっている。正直どれもAlbumの中の1曲という印象だが、TrackのLevelは高い。
Cutもされた「Imperium」は作中では最も力強いTrack。真夜中のHighwayが似合いそうな仕上がりだ。
「Innocence」は幻想的な雰囲気でAquiloのVocalと相性が抜群。Albumの中では落ち着いたTrackと言える。
結果Albumからは5曲Single Cutされ、Dance MusicのDebut Albumの中では成功した部類に入るだろう。次作も期待できるArtistの1人だ。
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「Omen」