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Pink Flag

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Wireが1977年にReleaseしたDebut Album。各音楽誌からの評価は非常に高く、PitchforkやQなどが満点を点けた名盤。
 
WireはLondon出身のBandで1976年に活動をStart。1980年に解散し、1985年再結成、1992年に活動休止、1999年再始動し現在は継続中。
Wireを評するのに最も最適な言葉は影響力だろう。UKだけでなく、USからも影響を公言するBandは多く、今後も影響されるBandは後を絶たないだろう。
 
AlbumはMike ThorneによりProduceされ、PitchforkがTop 100 Albums of the 1970sの22位に選出している。
OpeningはMiddle TempoのHeavyな「Reuters」。この手のTrackと、LightなPunk TuneにAlbumはだいたい2分される。続くは淡々としたPunk Tuneの「Field Day for the Sundays」、延長線上ではあるが更にArt感を強めた「Three Girl Rhumba」へと繋がっていく。一方「Ex Lion Tamer」は、PowerfulなGuitarをかき鳴らすPunk Rock。
HeavyなRiffが印象的なのは「Lowdown」、ここからRiffに特化したTrackが続く。
著明なのが「Brazil」と「It's So Obvious」。一風変わったDanceableなRiffが素晴らしく、1分にも満たないLengthながら印象深い仕上がり。
「Surgeon's Girl」はGig栄えしそうなTrackで一体感が凄く、作中最もHeavyな「Pink Flag」は後半では破壊衝動が止まらない。
Instrumental Trackの「The Commercial」や、徐々にGuitarがHeavyになる「106 Beats That」等はSoundだけでも魅了してくれる。
R.E.M.がCoverした「Strange」は、NoisyなRiffが延々と続くTrack。一方で「Fragile」は、Softに仕上げている。
Highlightは「Champs」。ThrillingなSound · CoolなRiff · PunkなVocal 全てが完璧。でも…実は個人的にお気に入りなだけ。
EndingはMinor ThreatがCoverした「12 X U」。生半可なHardcore Bandは蹴散らされる本格派。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Pink Flag

Pink Flag

  • WIRE
  • ロック
  • ¥1500

 

 

 

 

 

「The Wait」