Kamikaze
Eminemが2018年にReleaseした10th Album。WorldWideで1位を記録し、Rap Godとしての圧倒的な人気を証明した。
先日Super BowlのHarftime Showで膝をついた抗議PerformanceもTopicを集めている。
Albumは自身がExecutive Producerを務め、Mike Will Made It and Tay Keith等旬なProducerを招き入れている。Beastie BoysのDebut AlbumをHommageしたArtworkも秀逸。
Openingを飾るのは衝撃音と共にStartする「The Ringer」で、Mumble Rap等のDiss Trackになっている。Single Cutではなかったが、USで8位・UKで4位を記録した。
いよいよ本領発揮したのはMike Will Made ItがProduceの「Greatest」。独特の緊張感があるBacktrackに、高速Rapを次々と乗せていく。Kendrick Lamarの「Humble」とLil Uzi Vert and Playboi Cartiの「Woke Up Like This」をSampling。
Boi-1daがProduceの「Lucky You」はTrapに本格的にTry。Joyner Lucasの緩急が凄まじいなと思ったら、悠々凌駕したEminemのTrapに感服。突然終わりSkitに突入する辺りも乙。US・UKで6位を記録。
Tay Keith and Ronny JがProduceの「Not Alike」は、Machine Gun KellyとのBeefに発展した問題Track。後にKellyが「Rap Devil」で応答し、更にEminemが「Killshot」で返した。
「Kamikaze」はRabbit Runばりに世話しないTrackでFancyさも加味。一応LL Cool Jの「I'm Bad」をSampling。
Lyricが論争を巻き起こした「Fall」は、Lyricとは裏腹にTrack自体はSimpleに構成。Justin VernonのHookは透明感が溢れ出ていてGood。
Brother Songなのか?「Nice Guy」「Good Guy」は、両方でJessie Reyezが大活躍。最近EminemはHookでR&B Artistを定期的に起用しているな。
EndingにしてHighlightはSoundtrackにも収録された「Venom」。冒頭のRap出しから期待感を煽り、初期を彷彿とさせるHardcoreなRapが特徴。Veteranならではの手持ちの武器の多さで、Rapで終始しても全く退屈しないのもお見事。
「Killshot」