Changes
Justin Bieberが2020年にReleaseした5th Albumで、前作同様に主要各国で1位を獲得した。約4年ぶりのReleaseとなったが、圧倒的な人気が伺える。
Albumは前作でも絡んだProducerのPoo Bearが全曲でCredit。
Openingは「All Around Me」で、前作「Purpose」を彷彿とさせるTrackでStart。「Habitual」「Come Around Me」は前作で確立したR&B SoundにTrendのTrapをBlend。
「Intentions」とHighlightの「Yummy」は前述したSoundの完成形と言っても過言ではない出来映え。「Intentions」はMigosのQuavoを迎えて、PopなTrackにBlack Essenceを注入。PVも魅力的でBillboardで5位を記録。一方の「Yummy」はChorusを筆頭に中毒性抜群。Summer Walkerが参加したRemixも上々。こちらはBillboardで2位を獲得している。
Post Malone and Cleverを迎えた「Forever」は3種3様のVerseが楽しく、「Running Over」はLil Dickyの人選も見事なPop調のTrack。
「Get Me」は個人的にお気に入りのTrackで、単調に聴こえるがGrooveが秀逸。GuestのKehlaniに注目がいきがちだが、ProducerのBoi-1daの参加が功を奏した印象。
「E.T.A.」からはAcousticなSoundに回帰し、EmotionalなJustinのVocalが堪能出来る。特に「Changes」「That's What Love Is」は、本当にAcoustic Guitarを引っ張りだしSimpleなTrackに仕上げている。
全体を通して聴いた印象はもったいないの一言。Producerを統一した結果、彼の能力や多様性が半減した作品になってしまった。それでも一定のQualityを保ってるのは流石。最新Trackの「Holy」はGospelをTrendのSoundに入れていて、Crossoverな今だからこそこういうTrackを増やして欲しかった。ちなみに「Holy」は完璧。
「Holy」