Legends Never Die
Juice Wrldが2020年にReleaseした3rd Album。Worldwideで1位を記録している。
Juice WrldはChicago出身のRapperで2015年から2019年まで活動した。2017年Releaseの「Lucid Dreams」がSmash Hitし一気にBreakthrough。現在もTrendの1つであるEmo Rapの立役者でもある。2019年12月8日に21歳の若さでOverdoseによりこの世を去ってしまったのが本当に悔やまれる。この記事をもって哀悼の意を表したい。
Albumは遺族とLabelの意向によりReleaseが決定。とんでもない才能を失った事に気付かされるだろう。
OpeningはHeavenlyな雰囲気のIntro「Anxiety」でStartし、次の「Conversationsから」3曲連続でTrapが続く。
本領発揮のEmo Rapが聴けるのは「Righteous」からで、このTrackを皮切りに徐々に比重を高めてく。Track自体はBillboardで11位まで上昇。
Billboardで8位を記録した「Smile」はThe WeekendのSelectが絶妙で、TrapとR&BのChemistryを感じる事が出来る。
一方でTrippie Reddを迎えた「Tell Me U Luv Me」では、後半で割とガチのHiphopを聴けるのが楽しい。
今度はHalseyとのCollaborationがHotな「Life's a Mess」。感傷的なMelodyと2人のVocalが心に染み渡っていくような不思議なTrack。Emo Rapの先駆者が魅せたGenreの未来であり、Billboardで9位を記録。
HighlightはMarshmello監修の「Come & Go」。Trackの構成としてはEDMなのだが、自然体に仕上がってるのがGreat。BeatsからはPunkな感じもありHighになれる事間違いなし。Billboardでは2位を獲得。
「I Want It」「Fighting Demons」とEmo Rapが続き、今度はPop感強めな「Wishing Well」。Dr. LukeのProduceと聞いて納得。こちらはBillboardで5位。
後半も良質なTrackが並ぶが、GuitarをBaseとした「Can't Die」やSkrillex監修の「Man of the Year」が頭ひとつ抜けた印象。このAlbumならJuice Wrld自身も納得するであろうHiphopを代表する名盤。
「Life's a Mess」