Evermore
Taylor Swiftが2021年にReleaseした9th Albumで、US and UKで1位を記録。各音楽誌からも高評価を得た作品だ。
AlbumはAaron Dessner and Jack Antonoffが続投し、前作の流れを汲んだ作品に仕上がっている。
OpeningにしてHighlightはUSで1位・UKで3位を獲得した「Willow」。Track自体はRetroなChamber Folkで、Albumを通しても言えるがFrench Horn・Violin・Cello等を駆使したOrchestrationも魅力。続く「Champagne Problems」もSingle Cutで、こちらはPianoをBassにLo-fiなBalladに仕立てた。
Jack Antonoffが多数の楽器を駆使してProduceした「Gold Rush」はSimpleにまとまっていて、Christmas SongをAlternativeに表現した「'Tis the Damn Season」も絶妙。
「No Body, No Crime」は要所で奏でるHarmonicaが効果的なCountry。Backing VocalでHaimを迎えたのが贅沢で、ここからGuest勢が頭角を現す。
The Nationalを迎えた「Coney Island」は、Minimalに仕上げる事により2人のDuetがより輝く。それにしてもMatt Berningerの渋いVocalは本当に心地いい。「Cowboy like Me」はCreditないがMarcus Mumfordが参加していて甲乙付けがたい。
「Long Story Short」「Closure」でUpbeatなTrackも取り入れつつ、EndingはTitle Trackの「Evermore」。Bon IverのPartでTempoを上げ、Vocal PerformanceもEmotionalに。Finaleで再び静けさを取り戻す構成もお見事だろう。
「Coney Island」
