新小岩
ZORNが2020年にReleaseした9th Album。昭和レコード脱退後の初の作品となる。全てのTrackをBACHLOGICがProduce。
ZORNは東京都葛飾区出身のRapperで2004年に活動をStart。初期はMC Battleで名を馳せるも、AlbumはそこまでTopicにならず推移してきた。ただ実力は折り紙付きでDaily UseなLyricと量産するRhythmが半端ない。脱退理由もPositiveだった為、今後の活躍に更に期待したい。
OpeningはShinkoiwa Worldに誘う「Shinkoiwa」でStartし、続くはMACCHOを迎えた「Rep」。Lyricは「Shinkoiwa」の延長線上だが、不穏なBacktrackにZORNのRhythm and MACCHOのFlowのContrastが光った。
Daily Useな「Memory Lane」「Don't Look Back」を終えると、今度はAKLO and NORIKIYOを迎えた「Rollin'」。Rhythm量産型のBacktrackに三者三様のRapで対応。
「No Pain No Gain」featuring ANARCHY and 「Keep Wishing」featuring Kvi BabaはGuestに寄せたTrackmakingが印象的だが、その中でもZORNは存在感抜群。
KREVAと組んだ「One Mic」は、Skillの高い2人のCollaborationというだけでVery Hot。One MicへのRespectが止まないLyricと後半の2人のRapの掛け合いが最高級。
「Honey And Mustard」feat. 鋼田テフロン~「Passion」まではTrapでApproach。徐々にAggressiveに展開していく。
HighlightはILL-BOSSTINOを迎えた「Life Story」。「武道館の翌朝も俺は作業着」「俺の意見より嫁の機嫌」等のPunch Lineも強烈で、新たなClassicがここに誕生した。
「One Mic」